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裏ラベルのない酒類の買取

よく質問のある事項で、裏ラベルのない酒類いわゆる海外で販売されている酒類(海外旅行で個人消費目的で免税の範囲内でのお土産)について、買い取った場合、販売ができるかについて聞かれることがあります。
ただ単純にラベルを貼ればいいかと言うとそうではありません。

最近は酒類の買取が認知されてきており、海外旅行で現地の免税店から酒類を購入して、それが不要となりリサイクルショップや買取専門店へ買取依頼される方もいるかと思います。
しかし、こちらについては売ることが基本的にできません。

なぜなら、もともと個人消費目的で免税の範囲内を利用して輸入された酒類なので、それを売るためには輸入からやり直す必要があります。
商用目的での輸入申告をしてから、ラベル表示の届出をするという手続を取らないと、たとえ不要となったものを処分する目的でも買取専門店へ買取依頼することはできません。
また輸入酒類卸売業免許が必要となる場合もあります。

買取専門店側も買い取ったはいいが、その販売ができないということになりかねません。
このような裏ラベルのない酒類は買い取らないほうがよいです。